中央値と平均について

MAXBET v4から、収支表に平均に加えて中央値も表示するようになりました。年収調査などでよく使われるため、ご存知の方も多いかもしれませんが、ここで簡単に説明します。

中央値とは

中央値とは、データを昇順(小さい順)に並べたときの中央の値を指します。(データ数が偶数の場合は、中央にある2つの値の平均をとります)

平均との違い

中央値は、極端な値(外れ値)に影響されにくいという特徴があります。一方、平均は、大きな勝ちや負けがあると、それに引っ張られやすいです。

例えば、1ヶ月に以下のような5件の収支イベントがあったとします。
[+1万, -2万, -1万, +20万, +2万]

このデータを小さい順に並べると
-2万, -1万, +1万, +2万, +20万

中央にある値は +1万 なので、中央値 = +1万 です。

  • 平均 = +4万
    • 一度の大勝ち(+20万)に引っ張られ、実際より収支が高く見える。
  • 中央値 = +1万
    • 実際の勝ち負けの中心的な値を示し、普段の感覚に近い。

例えば、平均を見て「1日4万円勝ってる!」と思っても、実際にはほとんどの日で+1万~+2万の勝ち負けが発生していることが多いです。
この違いを理解することで、収支をより多角的に分析できます。より正確な収支管理に、ぜひ中央値もご活用ください。